工法紹介 | GMTOP工法

GMTOP工法

概要

 ジオミキシングトップ工法は螺旋部分に切り欠き(スリット)を有するスクリューにより、掘削土砂とセメント
ミルクとを混合攪拌した掘削孔内に節杭を建て込む工法です。

特長

1.排土量が少ない
2.孔壁崩壊がなく、施工性がよい


使用材料

既製コンクリート杭(節杭)
φ440-300、φ500-400、φ600-450、φ650-500
既製コンクリート杭、鋼菅杭(節杭と継いで使用する)


最大施工深度(GL-)

43m(φ440-300の場合35m)


杭先端適用地盤

砂質地盤、礫質地盤、粘土質地盤、腐植土地盤

施工手順

掘削作業 掘削完了 混合攪拌
(充填液注入)
杭の建て込み 杭の定着

掘削芯を確認し
つつ、適宜掘削
水を送りながら
掘削する。
レベルで確認を
行い、所定の位
置まで掘削す
る。
杭長の1/2程度
の範囲でオーガ
を上下反復し
て、充填液と掘
削土砂とを混合
攪拌する。
鉛直性を確認し
ながら杭を建て
込む。
回転圧入または
モンケンでの軽
打・圧入によ
り、所定の深度
まで杭を押込
み、掘削底に定
着させる。

支持力算定式

長期許容鉛直支持力

短期許容鉛直支持力

 短期許容鉛直支持力は長期許容鉛直支持力の2倍とします。


数値表

杭径 節部の周長φ(m) 杭先端部閉塞面積Ap(m²)
 φ440-300  1.382  0.152
 φ500-400  1.571  0.196
 φ600-450  1.885  0.283
 φ650-500  2.042  0.332